皆既月食★お湯につかったお月様

こんにちは!

2014年10月8日、皆既月食を見ました★

 

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Mative女子たちで会社の下に集まって

ずっと、まんまるの満月がどんどんと下から

ぼやっとした赤茶色のお湯にひたひたとつかっていく姿を

眺めてしばし、きゃっきゃしてました。

 

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月の満ち欠けが、一晩のうちに見れるこの日。

というか、欠けていくように見える日!

 

皆既月食とは

太陽と地球とお月様が一直線に並び、

月が地球の影に入ってしまう現象です。

 

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最初はまんまるなはずの月が

次第に光っている部分がそら豆みたいな形になってきて

確かに、丸い何かの物体の影が月を半分ぐらい隠していました。

 

一番感動だったのは

その影がまぎれもなく私たちの住んでいる

この地球の影、この地球の輪郭なんだ。

それを今この目で見てるんだ、ということでした。

 

ぼんやりとゆっくり、しかし確実に速く

月を覆っていくぼやっとした影。

 

その赤茶色のぼやぼやのまるっとした

おおらかで優しいラインこそが私たちの住む星

 

生まれたときからずっと私たちがその上で生きているこの星の

愛おしきこの地球の存在を抱きしめるようにしっかりと感じました。

 

双眼鏡で見ると

本当に、欠けているというよりも

薄く透明な茶色いお湯につかっている感じでした。

 

影を透かして月のクレーターや、ひっくりかえったうさぎがしっかりと見えました。

 

そのうち光っている部分が爪みたいに空に残り

てっぺんだけぴかんと光ってました。

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プリアラ屋上から☆

i-Phoneではなかなか綺麗に月の写真が撮れませんでしたので

この目と心にしっかりと焦げるぐらいに焼き付けました。

 

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宙に静止する月

こんな大きな丸い球体が空に浮かんだまま

下に落っこちてこないなんて!

 

いくら科学で重力がどうとか説明されても

それを不思議に思う気持ちは止まりません。

 

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月がなければ地球に四季はなく

月がなければ今の地球は存在しません。

 

月をふちどる金色の弧の光

やわらかな夜の風が吹く中

満月に戻った月が、何事もなかったような顔で

煌々と光をはなっていました。