クラフト紙は茶色でザラザラした手触りの
見たり触ったり折ったりしているうちに
むくむくと何かを作ってみたい気持ちが湧いてくる紙です。
これでショップカードを作ってみたら・・・?
冊子、金や銀で箔押し、古ぼけた写真を入れたらどうなるだろう。
ただ文字で埋め尽くしてみたり
スタンプを押してもいけるかもしれない。タグもかっこいいかもしれない・・・!
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世の中は人も物も、もちろん紙も
普通に見えてけっこう裏では工夫がなされていたりします。
クラフト紙は、もとの紙に印刷の効果を出すための塗工が施された
けっこう何でも器用にこなせる派手なコート紙や
普通っぽく見えて実はしっかり者のマット紙に囲まれても
自分らしさを失わず、自分を飾らない個性的な紙です。
きっと、ひとに例えるなら
何の変哲もないのどかな日曜日にゆずの歌の
「泥だらけの靴だって、何度でも歩き出せるさ~」
の歌詞を聴いて、ふいに涙が浮かんできたりする、
そんなひとだと思う。
飾り気のない、ナチュラルで粗野なこの茶色い紙も
使いようによって非常に様々な印象を持たせることができます。
もともとの紙に色があるので
実際よりも色がやや沈み、また色ののりも
紙の繊維がうっすらと光を照り返すような
何とも形容しがたい、いつも仕上がりがいっそう楽しみな紙です。
『中綴じ印刷』で表紙がクラフト紙のメモ帳を刷りました。
表紙だけ違う紙で印刷することもできるのです。
こちらのmemo帳は
表紙に『東海両更クラフト紙』を1枚、
中には『プリンス上質紙90kg』を1枚使用しています。
※プリンス上質やマット系の紙は、コート紙にくらべて字を書き込みやすい。
たった2枚の異なる種類の紙で、簡単にこんな冊子の様なものを作ることができます。
じゃ、あの紙とこの紙で作ってみたら・・・と想像力が広がりますね!
プリアラのオンデマンド印刷の強みは、何と言っても『40種類以上の特殊紙』を使えること。
可能性は、きっと∞!!
See you!